頑張る君へ

私はもうすぐ免許が取れる。

でもその為にはテストに受からなければならない。

「やる気出ない〜!」

勉強をしなければならなかったが、全くやる気が湧かず携帯片手にゴロゴロしていた。

ブーン…

あ、智くん帰ってきた!!!

『ただいま〜』

玄関から仕事を終えた彼が帰ってきた。

「おかえり!お疲れさま!」

ソファーに寝転がり、ケータイをいじったまま答える。

 『なんや、休憩中か?勉強してたんか?』

ジャケットを脱ぎ、ネクタイを緩めながる姿に見惚れる。かっこいい。

「やる気出なくてゴロゴロしてたの〜(笑)」

笑いながら私が言うと、彼は真面目な顔して言った。

『今は頑張らなあかん時やろ。ご飯は俺が作るからそれまでちゃんと勉強しとき。ほら。』

そう言って両手を差し出す彼。

しょうがなく携帯を置き、両手を出すと起き上がらせてくれてそのまま抱きしめられる。

「わっ」

『ホンマは運転して欲しくないねん。俺がいつも一緒におってどこでも連れて行きたいんやけどそうも行かれへん。束縛もしたくないから頑張ってや?』

きっと照れて赤くなった顔をしてる智くんをぎゅっと抱きしめ返す。

「うん、分かった。私頑張る」

彼の言葉でやる気になる私は単純だと思う。

いつだって私を応援してくれる大好きな存在だから。

「久しぶりに智くんの唐揚げ食べたい!

そしたら頑張れる!」

『分かった。すぐ作ったる。それまで頑張るんやで。』

そんな言葉を言い残し、キッチンへ向かって行った。

シャツの袖を腕まくりしてエプロンを付けて料理している彼もかっこいい。

ハッピーな気持ちに浸る。

いつまでもこうしてはいられない。

よう頑張ったなぁって褒めて欲しいから頑張ろうっと。(笑)

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